東海水産では、マグロ業界の同業他社に先駆け、
2002年、国際基準のHACCPの認証を取得しました。
さらに2018年にはFSSC22000の認証も取得し、
徹底した衛生管理システムのもとで加工・製造を行っています。
東海水産では、主力商品の「解凍まぐろタンザク」において、2002年にHACCP認証取得に成功しました。
食品の安全・安心に対して消費者の意識が高まるなか、安心・安全に商品をお届けしたいとの想いから、自主的な判断でHACCP導入に踏み切りました。
「解凍まぐろタンザク」では、世界初!(もちろん日本初)となる快挙となります。
現在も継続して徹底された衛生管理に努め、年に2回の継続審査を通過しています。
1996年にはO-157が発生し、生食業界を震撼。これを機会に、お客様にとっての理想を追求し、実現させるため、我が国でもトップクラスの衛生管理を誇る、HACCP対応可能な処理工場を2000年に建設。2002年に無事、HACCP認証取得に成功いたしました。
HACCPシステムに対応した工場内では人や空気の流れはもちろん、製品の流れも厳しく管理します。
加工場の内部は、年間を通して一定の温度が保たれています。マグロにとって最適な温度管理を徹底的に考慮した加工導線を整備しています。
工場への入室ゲートでは、手指洗浄はもちろん、 異物混入・毛髪混入を防ぐためローラー掛け、エアシャワーを通ります。
HACCPとは、食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生する恐れのある生物学的危害・科学的危害・物理的危害を分析し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという、重要管理点(Critical Control Point) を定め、これを一定頻度で連続的に監視することにより、製品の安全を確保する衛生・品質管理の手法です。
2007年には、品質マネジメントシステムに関する国際規格ISO9001を取得。
業界に先駆けて衛生・品質管理システムを導入し、お客様が安心できる水産物の供給に努めてきました。
さらに2018年には食品安全マネージメントの国際認証規格「FSSC22000」の認証を取得しました。
Food Safety System Certification 22000の略であり、FSSC22000の財団によって開発された商品安全のためのシステム規格です。
GFSI(Global Food Safety Initiative)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認された規格になります。
令和3年、厚生労働省より、食品衛生優良施設として「食品衛生優良施設厚生労働大臣賞」を受賞しました。